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なぜ交配用なのか

はじめに

私たちは、日本で初めて交配用のミツバチの販売を行いました。
蜂蜜の採集が主であったミツバチ利用を、作物生産の受粉交配に焦点をあて特化しました。
最初は一箱から農業生産者一人ひとりにご利用をお願いしました。ご要望を伺い創造し改良し、それらを繰り返し、そして信頼を頂きながら少しづつ商品を広めてきました。その背景には農業生産への貢献という一念がありました。
今では交配用ミツバチの市場ができ、農作業においても必要な資材として認められるようになりました。
一方で「農業のために」と謳い弊社商品「ぶんぶん」「どれどれ」を模した商品があるようです。しかし私たちが開拓してきた経験は、ぜったいに真似できません。
私たちには、元祖という責任と生産者様の声を聞いてきた自信が有ります。
「ぶんぶん」「どれどれ」に「交配用」と謳っているのは、生産者の声とその答え、想いと技術がつまっていることの表明なのです。

安心して導入できるように

私たちは生き物を扱うとしても、クレームのない商品を目指しています。生き物だからと内容を整えずに商品を出し問題があったら交換する、そのようなことはしたくありません。安心して導入して頂くことで、多忙な作物生産に集中して頂きたいと思っています。そのことが、農業生産者の皆様に貢献することだと考えています。私たちの実績と経験は、最もクレームの少ない商品を提供していると自負しています。

安心して作業できるように

ただ交配するのではなく、生産者の皆様が安心して作業できる事を考えて商品を作っています。残念ながら刺さないミツバチはいません。ですから極力攻撃性の少ない温厚なハチを選別しています。更にミツバチの居住性を快適なものにすることによって、ミツバチの性質を穏やかにしています。「荒いハチほど仕事をする」と言う方もいますが、温厚なミツバチだからこそヒトに向かわず花に向かってしっかり仕事をします。

均一性を目指すということ

ミツバチは生き物です。ですから群それぞれに性格が有るといわれ、群それぞれに個性があります。しかし、商品製造において、出来るだけ均一な良品になるように努めています。なぜなら、生産者の皆様にミツバチの使い方の迷いを生じさせないためです。昨年と同じように管理しているのに、今年は全く違う。同じように管理しているのに、巣箱によって、大きな差がある。これではどれが正確な管理方法か分からなくなってしまいます。行き過ぎると生産作物の管理まで影響が出てきてしまいます。ですから毎年同じ管理をして同じ状態でいる。難しいことですが、そんな商品を目指しています。

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